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立派な仏壇やお墓を買いさえすれば、悪人だった人も善人になるかというと、そんなことはあり得ないでしょう。
仏壇もお墓も、形ではなく、そこにどれだけ残された人の心、思いを込めるか、ということが大切なのです。
その意味では、まったく何もないよりは、写真を飾るスペースぐらいはあるほうがいいしょう。
毎日、ささやかでもお花をお供えしたりすれば、思う心に実践が伴うことになるからです。
まったく何もせずに、「心を込めた」と言っても、言葉だけが上滑りすることもあります。
それでも、本来は何もなくてもいいのです。
亡くなった人を思う気持ちこそが大切なのです。
置く場所も、家族が集うリビングでもいいし、床の間でもかまいません。
こうでなくてはいけない、という決まりは特にないのです。
それぞれの宗教によって、供養の仕方は違いますが、浄化できる人は浄化できています。
つまり、宗教とあの世は無関係なのです。
本家とはまた別に位牌をつくる場合もありますが、仏壇は本家にひとつあればいいのです。
位牌があればあったで、その後、代が替わると引き取り手がなくなる場合もあるでしょう。
ですから、あえてつくる必要はないと思います。
また、もし位牌の引き取り手がない場合は、お寺にお納めすればいいのです。
いずれにしろ、そういう形式によって人が浄化できるかどうかが決まるわけではありません。
嫁ぎ先に実家の仏壇や位牌を持っていって、一家に2つの仏壇を置くのはよくないといわれることがありますが2つあっても別にかまいません実家で供養する人が誰もいないならしかたのないこと。
そんなことで何かの障りがあるとすれば、未浄化霊の仕業です。
「そんな狭い了見でどうする!」と叱りつければいいのです。
浄化している霊は、仏壇が2つあろうが、一切気にしません。
昔、「嫁が仏壇を持ってくるなんて」と眉をひそめた了見の狭い人たちが言いはじめたことなのでしょう。
そんなところに霊的な真理はあり得ないのです。
もちろん、嫁ぎ先の仏壇をないがしろにして、自分の家の仏壇を置くようなことをすれば別ですが、お嫁さんの側に「こちらの家に置かせていただきます」という謙虚な気持ちがあるなら、何も問題はありません。
2つを並べて置いてもかまいません。
ただ、2つをまとめてしまうと、嫌う霊もいるかもしれませんから、一応、分けておくほうがいいでしょう。
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